７日目 「あ・な・た」とは誰？

家庭の危機、最終話です。
家庭の危機の次は、会社の危機を乗り越えています。

それにしても、この社長さん、ほんとうにすごいですよ。
だって、なかなか出来ないでしょう？
部下たちに懺悔なんて。


昨日のブログでも言ったけど、「見失っていただけで、もともと心の優しい、美しい人なんだなぁ」って思いました。行動力もあるし、本当にすばらしいです。

それとね、またまた涙しちゃいました。
南極越冬隊の電報の話。


すごいですね。

たった三文字。
なのにものすごく心のこもった三文字。

私もこの「あ・な・た」に泣いちゃったけど、南極で受け取った人とその周りにいた人の衝撃は計り知れないほどだったんじゃないのかな。
仕事に誇りをもっているとはいえ、会いたい人たちに会えない、閉鎖された空間。想像も出来ません。

「あ・な・た」と言える喜び。
「あ・な・た」と言ってもらえるしあわせ。



ここで、野口さんは問い掛けてきます。


わたしは・・・。
誰を思い浮かべてもしっくりしなくって・・・。

なんだか。
寂しくなっちゃいました。


それと。
みなさんのコメントの中に「私と同じような育ち方」と思える人からのコメントがありました。

Beingを否定されるような叱られ方をされてきて、自分に自信がないし、いつも自己否定ばかり。今でも『自分の中の親に否定』されてしまう。

そうなんですよね。自分の中の親。
別に誰も否定していないのに、『自分で作りあげた、否定する存在』が、ものすごく大きいんですよね。

私は「母を許せない」と思っていないつもりだったのですが、心の底では「恨んでいる」のかな。だから『自分の中の否定する存在』が消せないのかな？

そんな感じがしました。